原子力災害対応
人材育成プログラム
災害産業保健支援チーム(DOHAT)の隊員を、オフサイト(ベーシック・オンライン)とオンサイト(アドバンスト・集合教育)の二系統で養成します。
産業医・産業看護職をはじめとする産業保健専門職の皆さまの参画をお待ちしています。
原子力災害は、放射線管理だけでは守れない。
東日本大震災・福島第一原発事故の経験から、原子力災害下では放射線被ばくに加えて、過重労働・メンタルヘルス不調・避難に伴う健康悪化など、極めて多面的な健康影響が発生することが明らかになりました。災害産業保健支援チーム(DOHAT)は、放射線管理のみならず、産業保健の包括的視点から災害対応を支える専門チームです。
基礎から高度実践まで、二つの系統で人材を育てます。
産業医科大学 災害産業保健センターが事務局となり、原子力災害に対応できる人材を体系的に育成します。第1段階では「オフサイト支援人材」を、第2段階ではそれを踏まえた「オンサイト対応人材」を養成。両系統の隊員は平時より相互交流し、災害時には一体的なDOHATとして活動します。
避難指示区域・屋内退避区域・UPZおよび後方支援拠点等で、産業保健支援を担う標準的人材。産業医・産業看護職を中心に、学会員等から広く公募します。
災害産業保健研究会
(人数制限なし)
原子力施設構内(オンサイト)で原発作業員の産業保健支援に従事する高度専門人材。集合教育・実地研修が必須。産業衛生学会専門医・産業保健看護専門家、またはこれと同等以上の能力や経験を有する産業保健職を広く公募し、選抜方式で受け入れます。
(電気事業連合会と協働)
(20名/公募)
謝金・旅費の支出はありません。次年度は全国協議会翌日(青森)を予定。
教育形態・要件・修了後のキャリアを並べて比較する。
| 項目CATEGORY | オフサイト人材OFFSITE / BASIC | オンサイト人材ONSITE / ADVANCED |
|---|---|---|
| 教育形態 | 必須オンライン(eラーニング・オンデマンド)のみ | 必須集合教育+実地研修(対面・演習) |
| 想定受講者 | 産業医・産業看護職・衛生管理者・産業保健の研究者/実務者 | 産業衛生学会専門医・産業保健看護専門家、またはこれと同等以上の能力や経験を有する産業保健職(所属は問わない) |
| 応募方式 | 学会員等から広く公募(DOHAT事務局窓口) | 専門資格に基づく公募・選抜(DOHAT事務局窓口) |
| 主な学習内容 | 放射線基礎/ICRP勧告/電離則/産業保健概論/メンタルヘルス/リスコミ | 上記+施設運営/緊急作業管理/特例緊急作業/オンサイト連携 |
| 修了後の活動範囲 | オフサイト全域(避難区域・UPZ・後方支援拠点 等) | オンサイト(原子力施設構内・PAZ等)+オフサイト連携 |
| 継続要件 | 3年に1回程度のアップデート研修・訓練参加 | 年次合同訓練/関係機関・施設との実地訓練/継続研修 |
事務局を中核に、二つの母体と連携して養成する。
産業医科大学 災害産業保健センターが事務局として全範囲を統括。日本産業衛生学会 災害産業保健研究会、および電気事業連合会と協働して育成事業を実施します。
応募から隊員登録まで、5ステップで完結する。
育成事業を支える、7つの設計原則。
「自チームでの活動」と「第三者への適切な情報提供」を両立できるチーム構成を、二段階の育成を通じて実現します。事務局が一貫して押さえる人材育成の方針です。
産業保健の力で、災害時の労働者を守るチームへ。
下記の募集要項をご確認の上、応募フォームよりお申し込みください。オンサイト選抜については、産業衛生学会専門医・産業保健看護専門家、またはこれと同等以上の能力や経験を有する方を対象に、熱意・実績・災害時の活動可能性等を考慮し事務局で選抜いたします。
②オンサイト人材(アドバンスト・集合教育)
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